耳を澄ませて、Jアラート!

令和7年度全国瞬時警報システム(Jアラート)全国一斉情報伝達試験の第2回目は、8月20日(水曜日) 午前11時に実施予定です。全国瞬時警報システム(Jアラート)とは、弾道ミサイル情報、緊急地震速報、大津波警報など、対処に時間的余裕のない事態に関する情報を、国から住民まで瞬時に伝達するシステムです。携帯電話等に配信される緊急速報メールと同時に、特に緊急を要する情報については、市町村に設置されている防災行政無線等を自動起動させ、緊急情報を瞬時に伝達することとしています。弾道ミサイルに注意が必要なとる地域の方には、警報の「サイレン音」でも周知されるそうです。


Jアラートの正式名称は「全国瞬時警報システム」。すぐに避難しなければならないような時間的余裕のない災害などが発生した際に、携帯電話や行政のスピーカー、テレビなどで瞬時に情報を伝達するためのシステムです。緊急情報の中でも特に多いのが、弾道ミサイルの発射などの「国民保護情報」や、強い地震が予測される際の「緊急地震速報」。他にも、東日本大震災クラスの「大津波警報」や通常の「津波警報」、さらには火山が噴火した際の「噴火速報」など、さまざまな緊急事態において発令されます。

8月20日(水)は、全国一斉情報伝達試験ですが、防災無線塔からどのように聞こえるのかを確認してください。「直ちに避難」とスマホに表示された、2023年、かの国の短距離弾道ミサイルの発射は、1月から、何度となく行われ、Jアラートが発令されましたが、実際に避難した人は、1割にも満たなかったそうです。現在、シェルターの確保も進められています。避難施設として、地下鉄の駅など指定されていますが、ご自分の地域の「緊急一時避難施設」を確認しておきましょう。世田谷区には「国民保護法に基づく避難施設一覧」があります。しかし、実際には「避難施設」の看板はあまり表示されていないようです。それにしても、ミサイル着弾までは、数分の余裕しかないそうです。どのように身を守りましょうか?(防火・防災部 部長O)