カラカラの冬、火の元に気をつけましょう!
乾燥したこの時期、火の元には十分注意いたしましょう。暖房や調理、火を多く使う季節です。うっかりしたり、忘れたり、放っておいたり、ちょっとした油断から、発火する恐れがあります。確認の上にも確認!拍子木を鳴らしての自治会のパトロールでも、コールするのは「火の用心」。みんなで、地域で、気をつけましょう。
住宅用火災警報器は、設置していても10年経ったら交換が必要です。大きな火災にならないように、小さな火のうちに消せるよう、ご自宅の消火器の場所、使用方法、使用期限も確認しましょう。自宅で消火器を使う場合、自身の安全の為、逃げ道の確保を意識しましょう。消火器の使用できる時間を知っておくことも大事です。消火活動が効力を発揮するのは、出火後最初の2~3分程度です。壁板、ふすま、障子、カーテンなど燃え移り、天井に達するようになると、もう一般人の消火活動では追いつきません。命を優先させましょう。
ご自宅のすぐ近くにある街路消火器の存在も、見ておきましょう。大きな声で知らせて、みんなが消火器を持ち寄って一気に消火することが重要です。住宅火災の原因は、たばこ、ストーブ、コンロと言われています。近頃はコンセント火災や、束ねたり、何かの下敷きにしたための電気コードからの発火、モバイルバッテリーの発火による火災も増えています。事前の対策で防げることもあります。この冬、火災が多発しないよう、各自が火の用心を心がけましょう。(防火・防災部 部長O)