ここにも ありますAED!



砧八丁目児童遊園(砧8-16-2)内にある、砧地区会館の玄関ホールにもAEDが設置されました。突然の心肺停止は、心臓に持病がある人とは限りません。健康な人が激しい運動をした時にも、注意する必要があります。全国でAED設置台数は増えていますが、どこにあるか、どのように使用するかの周知は、まだ徹底されていません。砧地区会館の管理の方が、毎朝作動確認をされています。本当に必要な時だけ、周りに声を掛け、協力して操作してください。取り出すと、大きな警告音が流れます。これは、多くに人に集まって操作に協力して欲しいという意味もあります。



AEDは、心臓に電気ショックを与え、けいれんを取り除く「除細動」をおこなうことで、正常な状態に戻すことが出来る医療機器です。AEDの使用は、救命率を高めるだけではなく、後遺症を残さないないためにも重要です。AEDは、Automated External Defibrillatorの頭文字をとったもので、日本語訳は自動体外式除細動器といいます。それまでは医師しか使用できなかったものが、2004年に一般の人も使用できるようになりました。誰でもが使用できるようになって、それからすでに20年が経とうとしています。しかし、その使用率は、4.3%と低いものだそうです。AEDの使用率が低いのは、設置場所を知らない、使い方が分からない、いざという時に自信が無くて使えないなどだそうです。AEDを使うべきかどうかは、AEDが心電図を解析する機能が備わっていて、電気ショックの必要性を教えてくれます。不要な際には電気ショックを与えてしまうことはないそうです。まずは訓練に参加してみましょう。実際に参加してみると、機器が音声でやり方を教えてくれるので、思ったよりも簡単な手順で行うことが出来たという、参加者の意見が聞かれます。



砧六丁目公園の横の、法人格 砧町自治会の会館(世田谷区砧6-22-11)にもAEDがあります。玄関ホールに設置してあります。この会館では、自治会主催活動の他、地域の皆様に開放しての、様々な活動が活発に行われています。なかでも、幼児の学習教室や、高齢者の体操教室などは人気のイベントです。このように人が集まる施設にはAEDの設置が、必須でした。そのため、自前のAED装置を、玄関ホールに設置いたしました。切り替えれば、未就学児にまで対応することが出来る機種です。安心の積み重ね、少しづつ、増やしていきましょう。


AEDのアプリも活用しましょう。また、女性に対しての使用の際、体に直接触れることや、肌を露出することに躊躇を感じ、使用をためらうケースがあるようです。そんな意見も取り入れて、ARDシートというものも周知されてきました。法人格 砧町自治会でも、自作のAEDシートを作成して、AEDの側に置いてあります。とにかく、AEDを使える人を増やすことが急務です。(防火・防災部 部長O)