魅力あふれる 砧八丁目児童遊園
8月18日(日)午前8:30より、砧八丁目児童遊園(世田谷区砧8-16-2)の清掃活動を行いました。法人格 砧町自治会主催の、あの賑やかな「納涼盆踊り大会」が開催された公園です。公園ですが、正式名称は遊園なのです。その違いが気になる方は、調べてみてください。公園中央には、凛々しいウルトラセブン像が、立っています。ホワイトシルバーの台座に、まさにこの地域を象徴するメッセージ、「対話と共生」と記銘されています。このウルトラセブン像が建てられてから、遠方より写真やyutube撮影に訪れる方が多数いらして、清掃活動をする私共と、ウルトラマンに関しての、話が弾むことがあります。今朝も、熱心にカメラを構えている方がいらっしゃいました。ある時間が来ると、セブンの目が光ることも皆さまご存じですよね。
祖師谷みなみ商店街から、ちょっと入った静かな公園。遊びに来るだけではなく、この公園はミニ防災公園であることも、意識してみてください。ここは災害時の、一時集合場所にも指定されています。法人格 砧町自治会主催の、「防火・防災訓練」を隔年実施する公園でもあります。そのため、様々な防災設備が配置されています。「防災施設のご案内」の看板を参考に、どの場所にどのような防災施設があるかを、確認してみてください。赤い消火資機材としては、街路消火器、スタンドパイプ、D級可搬消防ポンプが設置されています。D級可搬消防ポンプは、通常は公園内にある倉庫に入っていますが、毎月第三木曜日の、「D級可搬消防ポンプ 操作訓練」の時に、実際にご覧になることが出来て、操作体験もできます。一度、防災の観点から、公園を見回してみてください。その他にも、防災パーゴラ、かまどベンチ、かまどスツールなどもあります。
東京23区内の、約2130㎡の町の小さな公園ですが、緑が豊かなことが自慢です。昭和55年(1980年)に開園されました。令和4年(2022年)に開始された改修工事の際に、地域の声として要望し、それまでなかった樹名板を取り付けていただきました。これらの樹々は、夏には心地よい日陰を作ってくれます。しかし、落葉樹が多く、秋になると落ち葉の絨毯を公園一面に敷き詰め、私共は、その落ち葉を搔き集め、掃除する活動をすることになります。なんと、夏場の活動より大量の汗をかくこともあります。それでも、四季の移り変わりを感じられるこの公園の清掃活動は、貴重でありがたい経験だと思います。
あまり注目されていないのですが、地区会館横にある、雨庭(あめにわ)もご覧ください。世田谷区が取り組む、自然の力を生かして町の魅力を高めるグリーンインフラです。「雨庭」は、地上に降った雨水を下水道に直接放流することなく一時的に貯留し、ゆっくりと地中に浸透させる構造を持った、植栽空間だそうです。最強の台風7号が過ぎ去ったいま、注目すべき取り組みではありませんか。すこし地味ですが、こんな地球環境を守る仕組みにも、ご注目ください。公園内には、多数のベンチがありますが、そのうちのひとつは、地元の商店街 祖師谷みなみ商店街の皆様と、法人格 砧町自治会が共同で寄贈したものです。どのベンチなのかは、ベンチに添えられた小さなプレートでご確認下さい。砧八丁目児童遊園は、憩い、遊び、防災、自然と、魅力あふれる公園です。今朝も、法人格 砧町自治会 理事とサポーターで、公園はきれいに整いました。ぜひ遊びに来てください。(環境厚生部 部長A)