古着古布事前回収 始まりました。

7月2日(水)砧地区の古着古布事前回収の初日です。会場には、自転車のカゴにたくさんの不要となった衣類を積んだ、地域の方が次々と訪れます。衣替えの季節に合わせて行われるこの「古着古布回収」すっかり地域の皆様の意識に定着して、初日というのに、砧まちづくりセンターの活動フロアーが、埋まり始めていました。4日までは、ここ砧まちづくりセンターで、午前10時から午後3時まで回収しています。7月5日(土)の当日回収は、午前9時から11時まで、法人格 砧町自治会会館横の砧6丁目公園(砧6-22-10)で回収いたします。ご都合のよろしい日に、ご持参ください。

この機会に、これらの衣類の行く先にも、思いを巡らせてください。会場で配られるリーフレットをお読みください。すべてが海外(東南アジア)へ輸出され、選別されたのち、約50%が古着としてリユース、約25%がウエスや反毛リサイクル、残りの約25%が固形燃料・金属スクラップ・熱エネルギー源としてリユース・リサイクルされるとのことです。日本では年間約30億着の服が供給され、その半分以上が売れ残りとなるそうです。未着用の衣類の処分にも環境負荷がかかります。南米チリのアタカマ砂漠には、年間約6万トンの古着が不法投棄される「衣類の墓場」と呼ばれる場所があるそうです。大量生産・大量消費を見直し、「持続可能なファッション」を目指すことを意識しましょう。今回の「古着古布回収」をきっかけに、ファッションロスについても考えてみませんか。

リーフレットと共に手渡されたポリ袋には、リデュース(ゴミ減量)リユース(再使用)リサイクル(再利用)と表記されています。この3Rを意識して暮らしましょう。(環境厚生部 部長A)