台風7号の接近に伴う自主避難所の開設
台風7号の接近に伴い、大雨・強風への不安から自主的に避難される区民の方向けに、自主避難所が開設されました。この地域で一番近い、砧総合支所(成城6-2-1)に、実際に行ってみました。避難場所として開放されるのは、訪れた10時頃は、4階にある、集会室Bのみでした。人数が増えた時には、順次ほかの部屋も開放していくとのことです。車での避難は、お控えください。グループごとに避難者カードを記載する必要があります。身動きが取れなくなる前に、迅速な避難をお勧めします。
*この、自主避難所は、大雨警報が解除となったため、午後6時7分に閉鎖されました。
避難する場合の注意がいくつかあります。避難場所を提供してくれるだけで、食料、水などは避難者自身が準備しなければなりません。特にこの時期の熱中症対策には、十分な対応が必要です。また、台風接近の前から、危険が去った時までの長時間の滞在になるため、その時間を過ごす気晴らしのグッズも必要です。地震の時の避難所のように、体育館の床に座るのではなく、集会室を見せていただくと、机とパイプ椅子が設置してあるだけです。この椅子に長時間座るのは、なかなかきついものがあります。クッションに代わるものや、体を覆うものも必要だと感じました。頑健な建物なので、浸水や停電の心配はなさそうですが、高齢者や幼児にとっては、なかなか厳しい環境だと感じました。
避難はお早めに。自主避難所は、大雨・強風を避けるためなので、食料・水などは自分自身で準備しなければならないと、今一度確認しましょう。台風が来る時には、家族分のおにぎりを作っておくと、教えてくれた方がいました。在宅避難するにしても、避難所に行くにしても、必要な知恵ですね。なお、弱者対策や、ペット避難に関しては、特に表示されていませんでした。この機会に、避難所に関しての知識を深め、防災マップ、防災アプリを確認しましょう。地震の時と風水害の時の避難所の違いも覚えておきましょう。(防火防災部 部長O)