砧地域防災研修会に出席いたしました!

2月17日(土)砧総合支所4階 集会室で 世田谷区砧地域区民防災会議による「防災研修会」が開催されました。法人格 砧町自治会からは、2名の理事が参加いたしました。「女性の観点から見た災害対策・避難所設営」で、公益財団法人市民防災研究所の理事、池上三喜子先生から、ためになるお話を聞くことが出来ました。多くの災害現場に立ち会った経験から、「多様性の視点」を持つことの重要性を訴えていらっしゃいました。他地域の自治会の防災の取り組みの説明に、大いに刺激を受け、法人格 砧町自治会も、会員の皆さまと共に、もっともっと進めていかなければと、あらためて決意しました。

避難所設営には、法人格 砧町自治会も長年参加してきております。避難所設営訓練で感じる問題点は、取り上げたらきりがありません。食事の配布、物資の配給、名簿管理、連絡方法、避難住民同士のトラブル、そしてやはりトイレの問題。今回、それぞれの問題解決の道筋を教えていただき、とても参考になりました。避難所運営にかかわる多くの方に、ぜひ聞いていただきたいものだと思いました。

「国・性別・年齢・障がいのあるなしを問わず、人権尊重を基本にし、意思決定に女性を参画させ、女性の視点を取り入れること」   (2005年 神戸防災フォーラム「災害と女性」アピール文より)       今後は、きめ細かい女性の視点に立った災害時支援を、より充実させていかなければなりません。

そして、地域の皆さまも、避難所に行くことになったら、どのように行動すればよいかを、平常時に考えてみてください。避難所の受け入れ可能人数も把握しておきましょう。一方、在宅避難も呼びかけられています。ご自宅の備えは十分ですか。もしもを考えて、今すぐに行動してください。(防火・防災部)