Jアラート 聞こえましたか?



5月28日(水) 11時にJアラートの 実験放送がありました。令和7年度最初の実験放送です。年に4回行われます。皆さまは聞こえましたか?世田谷区では、災害時に情報をいち早く伝えるために、防災行政無線塔を区内189か所に設置しています。災害時には、区役所から無線で各塔より放送します。この装置にはバッテリーが内蔵されていて停電しても72時間は作動可能です。設備が、いざというとき正常に作動しなければ、防災体制は根幹から機能しなくなります。常日頃からのチェックが非常に重要となりますので、保守点検を兼ねて無線放送を行っています。子どもたちの健全育成も目的として、毎日午後5時に「ウェストミンスター寺院の鐘」を放送しています。

緊急地震速報(推定震度5弱以上)【自動放送】
国民保護に係る情報【自動放送】
その他の情報(地震情報、気象情報等)【手動放送】
ミサイル落下の恐れがある時は次のような対応が求められています。
屋内にいる場合 窓から離れるか、窓のない部屋に移動する
屋外にいる場合 近くの建物の中か地下に非難する
建物が無い場合 物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守る



他の地域では、ミサイル飛来を想定して、住民避難訓練が行われています。緊急一時避難施設に逃げ込む手順などを確認するそうです。Jアラートの発令時には、「逃げる」「離れる」「隠れる」が大事だそうです。その緊急一時避難施設は、都内に4258か所あるそうです。(2024年9月15日現在)世田谷区に限って言えば、206か所ありますが、小中学校、区民センター、地区会館、児童館などで、地下駅舎(東急電鉄)や地下道などは、ほんの数か所しかありません。(世田谷区 国民保護法に基づく避難施設一覧)でご確認ください。
今後の予定は下記のとおりです。
1.令和7年 5月28日(水曜日)午前11時00分頃 実施済
2.令和7年 8月20日(水曜日)午前11時00分頃
3.令和7年11月12日(水曜日)午前11時00分頃
4.令和8年 2月 6日(金曜日)午前11時00分頃
この放送があった後の、住民の声です。「自宅の庭にいて、チャイム1回、男性の声、女性の声、内容は聞き取れませんでした。」「家にいて、窓を開けていましたが、聞こえませんでした」「これはJアラートのテストですと2回、防災世田谷まで聞き取れました。」「区役所にいたので、内容まで聞き取れました」「電車で移動中、まったく意識しませんでした」などの感想が聞かれました。防災行政無線塔の放送内容が聞き取れなかった時には、専用電話番号に電話すると、自動録音された放送内容(24時間以内に放送された内容)を聞くことができるそうです。ただし、通話料金がかかるそうです。
専用電話番号 050-5536-6957
この機会に、避難場所なども確認しておきましょう。(防火防災部 部長O)