今 この時期にマスターしておかなければ!
砧八丁目児童遊園は、2023年3月にリニューアルされました。事前に地域の声を聞いて下さり、法人格 砧町自治会からも様々な提案をいたしました。この公園が、一時集合所に指定されていること、防災訓練を行っていることから、防災に関しての設備の充実を要望いたしました。156号の「砧のひびき」でもご紹介したように、ここ砧八丁目児童遊園には、防災無線塔、街路消火器、かまどベンチに加え、法人格 砧町自治会の防災倉庫、スタンドパイプ、地元商店街の皆様と協力しての、D型ポンプが公園内に設置してあります。そして、ひときわ目につく、防災パーゴラ!平時には、パーゴラの上に広がる青空を眺めながらの絶好の休憩場所となっています。ひとたび災害が発生しようものなら、この公園は防災の拠点としての役目を担います。そのため、防災パーゴラをどのように活用するかは、重要な課題です。
2023年以前あった東屋に、テントシートを張り巡らし、簡易休憩所とする方法を試したことがありました。この時は、屋根があったので、周りをテントシートで囲うだけの方法で短時間の作業で完成いたしました。更衣室や授乳室といった使い方を視野に入れてチャレンジしてみました。その東屋は撤去され、新たに立派な防災パーゴラが設置されたのです。このパーゴラの屋根にテントを架けるのは大変な作業でした。やってみなければ分からない、まさに実感いたしました。
これだけ立派なパーゴラは、災害時の強い味方になるのですが、テントを屋根にかぶせるのにも一苦労。マニュアルには、3人以上で作業するようにとありますが、とてもその人数では対応できないことを思い知ることとなりました。慣れていないせいもあるのでしょうが、今後も何回も訓練して、技術を磨き、短時間での設置が出来るようにしなければなりません。マニュアルを見ながらの試行錯誤、これは平常時にやっておかなければいけないと、痛感いたしました。防災設備を、いざという時に生かせるよう、その他の資機材の活用の訓練が必要だと感じました。(防火防災部 部長O)