星に 願いを 七夕飾り

7月2日(水)に法人格 砧町自治会の会館玄関前に、七夕飾りをいたします。「納涼盆踊り大会」はコロナ禍で中止となったこともありましたが、この七夕飾りだけは1995年よりずっと継続してまいりました。毎年のことですが、ご協力してくださる方も増えて、より一層、地域の絆を実感するイベントとなりました。地域の方から提供された笹に、役員が作った飾りと、みんなの願い事の短冊を吊るす。自治会館の玄関前に設置して、道行く人の目を楽しませる。そんな、地域が一つになる行事とも言えます。願い事の短冊は、会員の皆様、法人格 砧町自治会会館を利用する、学習、習字、バレエの子供たち、体操、ヨガの大人たち、グループホームの皆様など、いつも100枚以上が、寄せられます。五色の短冊とは、一般的には青(緑)・赤・黄色・白・紫(黒)と言われています。これらの色は陰陽五行説に基づいていて、願い事を叶えるための象徴とされています。



毎年、飾りながら短冊の文言を読むのが楽しみです。大人は、家内安全や健康、世界平和を願う短冊が多いようです。子供は、将来なりたい職業、学業成就、習い事の上達、今一番欲しい物、行きたいところなど、素直な願い事が多く、ほほえましい限りです。彦星に変身した「法人くん」も登場いたします。その年によって、短冊に書かれた願い事に傾向があります。コロナ禍の時は、日本に伝わる架空の妖怪「アマビエ」の飾りも登場して、終息を願うものが多数、ウクライナ戦争の時は、平和を願うものが多くありました。



2025年の短冊の文言に素敵なフレーズがありました。「 天の川 晴れて二人が逢えますように!」 そして今までのコロナ撲滅や戦争終結の願いに代わり、今年は地球温暖化、熱中症に注意、夏バテ防止などの短冊が目立ちました。家族思いの短冊文言はいつも愛に溢れています。「みんな元気に楽しく暮らせますように」「家族みんな 健康で楽しく暮らせますように」 「たくさん食べて たくさん寝て 大きくなりますように」「いつまでも幸せでいられますように」などなど 大きくなったら何になりたいか、 ラプーンツル・ウルトラマン・プリキュア・仮面ライダー・にんぎょひめなどです。 職業で言うと、ユ―チュ―バー・ピザ屋さん・お花屋さん・ケーキ屋さん・プロゲーマー・ネイリスト・野球選手・サッカー選手が人気のようです。 そして、努力も忘れない!子供たちの学習意欲は盛んで、「テストで100点を取りたい」「字が上手になりたい」「進級テストに合格したい」など前向きな願い事も見受けられます。「走るのが早くなりたい」「二重とびが出来るように」「テニスが上手になりますように」「鉄棒の前回りが出来ますように」 頑張れば夢は叶う!夢に向かって邁進してください。7月7日(月)七夕当日まで雨に合わずに、この七夕飾りが美しい姿をキープして欲しいものです。天の川は見えるでしょうか。みんなの願いが届きますように! (婦人部 部長S)


