給湯器の点検にご注意ください!

7月5日(金)、給湯器の点検の電話が、この地域に集中しています。東京ガスでもなく、給湯器メーカーでもない会社から、突然の電話です。こういうことは、事前にお知らせのハガキとか、チラシとかが入るのでは?と訊くと、「ウチは電話だけです。」と言われたので、不審に思い断りました。他の理事の家にも入電があり、「ガス漏れとか、ゴミが詰まっていないかの点検です。」と言われたそうです。警察に電話で確認してみると、かなりの数の電話が今現在、砧に集中してかけられているそうです。

被害者の70%以上が、70歳以上の高齢者!

上掲は、LPガスの給湯器の点検商法に関する注意喚起のチラシですが、どやらこの詐欺、全国的な広がりを見せているようです。「自治体から依頼を受けた」「契約中のガス会社から依頼された」などの言葉に騙され、つい点検させてしまうと、「このままでは故障してしまう」と不安をあおり、いまなら割引するという、甘い言葉に乗せられて、その場で契約してしまう人も!消費生活センターによると、この給湯器点検詐欺は、2023年から急増。中でも、被害者の70%以上が、70歳以上の高齢者だそうです。

無料点検から始まる詐欺、少し前に、いきなり訪問してくる屋根瓦の点検詐欺がありました。その他、排水管清掃、床下換気扇・除湿剤、シロアリ駆除、耐震工事、消火器など、多くの例があります。電話や、いきなりの訪問で点検を持ち掛ける業者には、安易に点検させないようにしましょう。不安や迷いがあれば、すぐに消費生活センター等に相談しましょう。そして、「こんな不審な電話があったの。」「変な点検を勧めてきた業者がいたの。」など、日常の立ち話レベルでの情報共有も、大切です。どのような詐欺があるのか、国民生活センターや消費生活センターのHPもご覧になっておくことをお勧めします。  (防犯部 部長S)