砧八丁目児童遊園の今!

5月5日(日・祝) いつものように砧八丁目児童遊園(砧8-16-2)の清掃活動を実施いたしました。子供の日に、子供たちが大好きなウルトラセヴンに見守られ、心地の良い汗をかきました。新緑と青空が美しく、私共のユニフォームのオレンジ色も映えているように見えます。皆さまには、子供を遊ばせたり、ゆっくりと寛げる、魅力的な公園と認識されているでしょうが、魅力はそれだけではありません。

賑やかなウルトラマン商店街を、ちょっと曲がって辿り着く公園は、緑豊か、多くの高い木々に囲まれています。区民の活動の場である、地区会館も併設されています。2022年に始まったニューアル工事の際に、せっかくなので「樹名板」を設置してほしいとの要望に、すぐに対応してくださり、樹名板が多く取り付けられました。公園にそびえたつヒマラヤスギの見事なこと!木々の名前を確認しながら、ゆったり散策すると森林浴にもなります。横手にある「雨庭」(あまにわ)にもご注目ください。あまにわと入力しても、うまく変換しません。新語なのか造語なのか、まだあまり広く認知されていないのか?世田谷区が取り組むグリーンインフラ、説明ボードをじっくりとご覧ください。

公園内には、なにしろベンチがいっぱい。子供たちが遊ぶ姿を優しく見守る高齢者の方や、赤ちゃん連れのご家族が、ランチを食べている様子も見かけます。ベンチの中の一基は、2023年3月に、地元商店街の「祖師谷みなみ商店街振興組合」と「法人格 砧町自治会」が、寄贈した物です。このベンチに座って、ゆったりとした至福の時をお過ごしください。また、水道近くのベンチは、かまどベンチと言って、災害時に煮炊き出来るようになるベンチです。コロナ禍で、しばらく炊き出し訓練が開催できませんでしたが、そろそろ計画をしてみようかと思っています。かまどベンチの他にも、かまどスツールもあります。

この公園の特徴的なことは、「防災ミニ公園」と呼べることでしょう。リニューアルの際に、防災施設の案内板を設置して欲しいとの要望をいたしました。上記のかまどベンチ、かまどスツール、ソーラー式公園灯等がどこにあるか、案内板と現物をご確認ください。というのも、この砧八丁目児童遊園は、災害時の一時集合場所にも指定されています。お住いの地域の、防災の取り組みの一端を知ることも大事です。以前にあった東屋が、パーゴラに代わりました。これも災害時に活躍する、防災設備のひとつです。先日、パーゴラにシートを架ける作業にも、トライしてみました。

頼もしい赤い防火資機材。公園内には数々の消火のための資機材があります。区で設置している街路消火器が2か所に、法人格 砧町自治会所有のD級ポンプ、祖師谷みなみ商店街と自治会が設置したスタンドパイプなどです。取水のための、消火栓や防火水槽の位置も、初期消火のための、重要なポイントです。これらの機材は、普段ふたが閉まっていたり、防災倉庫に格納されていたりで、中身が見えないのですが、秋に行われる、法人格 砧町自治会主催の防災訓練や、月一度実施している「D級ポンプ練習会」でその現物と、操作方法に出会うことが出来ます。ぜひとも、ご参加ください。

地区会館の前には、法人格 砧町自治会の掲示板が設置されています。地域の情報、盛りだくさんです。出来る限り、この先行われる主催イベントを中心に、お知らせをしています。また、この公園を会場にして行われる、今年45回目となる地域最大のイベント「納涼盆踊り大会」や、どなたでも参加してためになる「防火防災訓練」など、お気軽に参加されて、お住いの砧の地域で、手を繋ぐ連帯感、一体感を味わってみてください。(広報部 部長K)