渋沢栄一記念館へ行ってみた!

令和6年2月22日(木)砧地区活動団体連絡会主催の「バス研修会」に法人格 砧町自治会の理事4名が参加してきました。この日は、「猫の日」「おでんの日」「ショートケーキの日」です。成育医療センターを出発して、一路埼玉県深谷市へと向かいます。様々な活動の折に顔を合わせる各町会自治会からの参加者。自己紹介ののち、にぎやかで楽しい交流が行われます。また車中で、渋沢栄一の功績や、ゆかりの偉人、深谷の特産物の深谷ネギ、煉瓦などについて、事前学習しました。

その功績の素晴らしい事!渋沢栄一は第一国立銀行(現在のみずほ銀行)など数多くの企業を設立し、日本の資本主義の父とされました。実業家として創立・設立にかかわったものは500社を超えるのだとか。名前を聴けば、あの会社、この会社、知っている大企業の名前が上がります。この日は、アンドロイドとして蘇った渋沢栄一が、当時のそのままの風貌、雰囲気、しぐさ、声で、「道徳経済合一説」について基調講演をしてくれました。講演後の集合写真、渋沢栄一翁はどこにいるか、確認できますか?

「中の家」(なかんち)と「渋沢栄一記念館」では、2体のアンドロイドの渋沢栄一に会うことが出来ました。このアンドロイドは、深谷市出身のドトールコーヒーの名誉会長鳥羽氏の寄付により制作されたそうです。 中の家の庭園には、若き日の渋沢栄一の像が建っています。まだ帯刀、髷を結っています。この頭髪と服装の変化にも興味深いものがあります。倒幕思想、徳川慶喜、大政奉還、パリ万博、大蔵省、多くの企業設立など、キーワードを辿ると、まさに日本の激動期を生き抜いた「日本の偉人」だと言えるでしょう。

昼食は、道の駅岡部の「NORA」深谷のめぐみ食堂でいただきました。深谷ねぎぬた、深谷ねぎと豚肉のロール仕立て、深谷ねぎ揚げ豆腐、深谷ねぎの冷製スープなど、名物の深谷ねぎづくしのランチを、バイキング形式で堪能いたしました。ガトーフェスタハラダのシャトー・デュ・エスポワールの工場見学は、見て楽しい、食べて美味しい体験でした。ここでは、ガトーラスクにするフランスパンの材料から製造まで一貫して行われています。焼きあがったラスクの選別をする機械の動きの速いこと!スキャナーで読み取りして、不合格の物ははじかれてしまうそうです、それ、どうするの?気になるところです。ちゃんとお徳用として1階のシャトー・デュ・ボヌールの売店で販売されています。また、フランスパンの両端の切れ端も、家畜の飼料として利用されているとのことです。まったく無駄がない、SDGSに配慮した、見事な製造工程です。

2004年以来となる千円、5千円、1万円の各紙幣(日本銀行券)が刷新されます。千円札は北里柴三郎、5千円札は津田梅子、1万円札が渋沢栄一だそうです。1万円札の図柄変更は、聖徳太子から福沢諭吉になり、そして今回、渋沢栄一になります。日本の資本主義の父とされた渋沢栄一の姿に対面できるまで、あと少しお待ちください。(広報部 部長K)