12月2日 古着古布回収 終了しました!
今年も、衣替えのタイミングに合わせ、「古着古布回収」が行われました。主催は、「砧ごみゼロの会」です。11月29日(水)から12月1日(金)の期間は、砧まちづくりセンター(砧-5-8-18)にて午前10時~午後3時、最終日12月2日(土)は、法人格 砧町自治会会館の隣りの公園、砧六丁目公園(砧6-22-10)で午前9時~11時に行われました。これら回収されたものは、東南アジアに送られ、選別されます。
事前回収で、古着古布が集まる砧まちづくりセンター活動フロアー。この数日間で天井の高さまで、古着古布が集まります。それ以上に驚きなのが、年2回、毎回このくらいの量が集まることです。コロナ禍の折には、在宅時間が増えたせいか、断捨離に励む方が多くいらして、より大量の古着古布が集められました。この物量をご覧ください。
法人格 砧町自治会でも、砧地区ゴミ減量リサイクル推進委員会に所属するメンバーが、期間中総出で従事いたしました。最終日の、12月2日(土)は、砧六丁目公園(砧6-22-10)に集められた古着・古布を、トラックに詰め込む作業をいたしました。かなり体力を必要とする動きですが、リレー方式で日頃のチームワークを生かして、やりきりました。次回は、6月に行われる予定です。
法人格 砧町自治会では、2012年の会員研修で、古着の行く先原宿シカゴ茨城本部( 茨城県稲敷市西代)の見学に行ったことがあります。工場倉庫内の積み上げられた古着・古布、その物量に圧倒されました。ここから、海外(東南アジア)に輸出され、選別されます。約50%が古着としてリユース、残りは、ウェス(工業用雑巾)や固形燃料、金属スクラップ、熱エネルギー源となるそうです。上手く循環しているようにも見えますが、その前に供給される服の半分くらいが売れ残っているという現実、不法投棄された「衣類の墓場」が南米チリのアタカマ砂漠にあるという情報。大量消費を、適量生産・適量消費へと転換しなければならない時期が来ています。衣類を手放す時だけではなく、手に入れる時に、もっと意識してみましょう。環境に負荷がかからないもの、長く愛用できるもの、私たちの衣類に対する考え方が問われています。 (環境厚生部 部長A)