避難所開設・地域防災訓練
11月26日(日)山野小学校(砧6-7-1)で、山野小学校避難所運営本部による、避難所開設・地域防災訓練が行われました。避難所開設に関する訓練と防災訓練、内容は盛りだくさん。今年は関東大震災から100年の節目の年。小雨が降る悪天候の中、法人格 砧町自治会の避難所の担当の理事たちは、オレンジジャンパーで参加いたしました。100名以上の担当者に比べ、参加者の少なさが目立ちました。学校内に避難所としての設備があることや、校内の様子がわかっていて案内役を務められる在校生が、もっと保護者を連れてきてくれたらいいのにと、思いました。
お体が弱い方、乳幼児がいる方、ペットを飼っている方など、災害があって自宅で生活できない状況になる可能性がある方が、避難所がどんなところなのかを見ていただき、今後の防災対策を考えていただきたいものです。ポスターのQRコードから、避難生活のルールも確認できるようになっています。
多くの地域の団体が協力して行われる訓練。今回でもう14回目となりました。毎回反省点はありますが、それぞれの班で、改善策を練って、ブラッシュアップしてきました。訓練内容が多く、それぞれの担当が持ち場を離れられず、他のコーナーの様子を見学できないのは毎回、残念なことです。
総務情報・避難所・給食物資・救護衛生の担当があり、法人格 砧町自治会の多くの理事が参加している給食物資班は、防災倉庫から、この日使うバーナー、大鍋、調理器具、アルファ米などの食材を準備いたしました。今回は、アルファ米とカレーを参加者にお配りしましたが、避難所に来るとすぐにこのような温かい食べ物が手に入ると期待している人が多く、このような意識も改めないといけないと感じました。訓練と実際を混同しないことが大事です。現実はもっと過酷だと思います。(防火防災部 部長O)