砧婦人団体連合会バス研修会
10月11日(水)、砧婦人団体連合会の、バス研修会が実施されました。行先は日光です。紅葉にはまだ早かったのですが、地域の6町会自治会から、約40名が参加して、意義深いバス研修会となりました。「日光ゆば体験・富弘美術館の旅」の予定でしたが、ゆば引き上げ体験は都合によりカット。それでも、車中は、町会自治会の枠を超えて、会話が飛び交い、笑顔があふれ、さすが婦人団体と思えるにぎやかな様子でした。
車中では、前半後半と2部に分けての研修が行われました。目的地の日光に向かう前半は、日光に関する豆知識、うんちく盛りだくさん、「えーそんなこと知らなかった!」と、これから訪れる日光に期待感ワクワク!しかし今回は日光の有名どころ、東照宮、輪王寺などはスルー、神橋、田母沢御用邸は車窓からでした。後半は、詐欺に関してのお話。特に注意すべき「点検商法」に関してでした。実際にこの地域で多い屋根修理、外装に関しての詐欺。他人事ではなく、その場に一人でいたら、丸め込まれてしまいそうな恐怖を感じました。その他、排水管清掃、床下換気扇・浄水器・シロアリ駆除・耐震工事など、突然訪問してきて、点検を促し、高額な料金を要求してくる「点検商法」には、くれぐれも注意しましょう。一人で決めない、すぐに決めないことを心がけましょうとのことです。
昼食は、日光金谷ホテルでいただきました。婦人団体らしく、和気あいあいとした雰囲気の中、ガラス越しに手入れの行き届いた庭園を眺めながら、ゆったりとした時間が流れます。日光金谷ホテルの建築の素晴らしいこと、それに加えて、この日の空や雲の美しいこと。日光金谷ホテルおなじみのパンの売店のレジは長蛇の列。お腹も心も満たされた一行は、次の目的地に向かいます。
車でもICから遠く、電車・バスでもかなりの時間を要す、なかなか訪れにくい「富弘美術館」に来ることが出来ました。静かな絶景の青木湖の湖畔に立つ白い瀟洒な外観。一瞬の事故でのつらい闘病生活から、文字と絵が一つとなった、見る人に生きることのすばらしさを訴える詩画作品が生まれました。透明感あふれる水彩画と、心に響く言葉が調和して、作品の前で何度も立ち止まってしまいます。キンモクセイ、かき、シクラメン、カリン、シュウメイギク、リンドウ、ヒャクニチソウ、クリスマスローズ…いくつもの円が連なったような展示室を、迷ったりもしながらも、ゆっくりと鑑賞することができた極上の時間です。このバス研修会には、法人格 砧町自治会の理事5名が参加いたしました。
砧婦人団体連合会は、こうしたバス研修会の他にも、観劇会、手芸講習会、普通救命講習会など、年間を通して女性特有のきめ細かさや、粘り強さで、活動しています。また、12月には、私共 法人格 砧町自治会の婦人部主導で、「防災食料理講習会」を開催する予定です。地域内の町会自治会の婦人部の皆様が集まって、有意義な講習会になるはずです。どうぞご期待ください!(婦人部 部長S)