自治会活動とオニヤンマ君

朝の見守りパトロールの時に、帽子やオレンジ色のベストに、トンボのブローチをつけて活動しています。ある理事は帽子に大きなオニヤンマを付けているので、子供達から「トンボのおじさん」と親しまれています。昨年から始まった取り組みで、虫よけのために、薬品や電気を使用していないので、アレルギー体質の方でも安心して使用することができる方法です。

様々な虫を食べるオニヤンマは、アブやハチなどの天敵でもあります。また、オニヤンマは捕食方法が待ち伏せ型で、見つけた虫の多くは怖がって逃げるため、虫よけの効果があると言われています。その点に着目して作られたのが、オニヤンマの模型である「おにやんま君」です。道の駅などで、地元の方々が製作したものが販売されていたり、ネット検索すると自作する方法なども見つかります。ガーデニング、釣り、キャンプ、登山、アウトドアやレジャーの防虫対策にいかがでしょうか。ただし、評価は人それぞれです。

また、殺虫剤の過剰な使用により、薬剤が効かない「耐性蚊」の増加がみられ、その駆除が課題になっているようです。シャンプーや洗剤に含まれている「界面活性剤」で駆除する方法も開発され、実用化を目指しているようです。従来の殺虫成分を使わない新たな駆除剤として注目を集めています。           (環境厚生部 部長A)