撤収作業 満足感と一抹のさみしさ

2日間の盆踊り大会を無事に終えて、砧八丁目児童遊園はあの喧騒がウソのように、素顔を取り戻しました。この数日間、遊具が使えなくなって、ごめんなさい。一番の大物のヤグラも28日(日)には、跡形もなく撤去いたしました。すっきりとした公園を見渡すと、この公園にあれだけの皆様が参加して下さり、何事もなく、盛大に盆踊り大会が開催できたことに、あらためて感謝いたします。撤去作業は、一抹のさみしさを伴います。「また来年!」のつもりですが、「もう体力が無い」などと弱音を吐くメンバーもいます。それでも、来年もまた開催する予定ですので、地域の皆様、お力をお貸しください。😊

ヤグラの解体は、専門業者の方にお願いするのですが、細かな飾りつけなどは、自分たちで外さなくてはなりません。プログラム、各種看板、紅白幕、紅白テープ、提灯・・・・・全員で手分けして作業します。華やかでにぎやかな本番二日間の後に、こうした地味な作業があります。これはこれで、声を掛け合いチームワークで乗り切ります。

2日間大活躍の「和響太鼓」の皆様も撤収作業。盆踊りセットリスト、全13曲を太鼓で盛り上げてくださり、なおかつ今回は、法人格 砧町自治会創設60周年記念、および納涼盆踊り大会45回目の節目ということで、お祝い太鼓もお願いしてしまいました。1部と2部の間に、一日目に2曲。二日目には3曲。「ちょっとキツカッタ!」と長島代表は本音をポロリ。おかげさまで、おおいに盛り上がった盆踊り大会だったのですけれど。和響太鼓の皆様は、引く手あまた。この先もお忙しい夏を過ごされるということです。

地味な作業といえば、頂いた協賛金を貼り出したボードから、タッカーの針を抜き取る気の遠くなるような仕事もあります。今回も地域の多くの皆さまから、盆踊りの協賛金を頂きました。楽しい踊りの集いとだけ思っていらっしゃる方もいるでしょうが、実は「盆踊り大会」莫大な費用がかかるのです。ボランティアの労働力だけではなく、経済も考えなくては成り立ちません。ちょっと意識して、入り口付近の花掛けボードをご覧ください。商店街や日頃お付き合いのある方からのご芳志が多いのですが、もちろん個人の方からも受付しております。盆踊り大会存続のため、次回もご協力よろしくお願いいたします。

外した看板類も、使える物は次回のために、しまっておきます。窓の外に、紅白幕を洗って干してあるのが、ご覧いただけるでしょうか。たっぷり汗を吸った浴衣は、とりあえず個人で洗濯します。会場を華やかに飾った提灯は、電球を外し、ひとつずつ丁寧に汚れを拭き取り、箱に納めます。この作業の合間に、今回の反省や感想も語り合います。それぞれの担当部所から、上がってくる意見は、次回に向けての貴重なものです。それにしても、毎回ブラッシュアップしているつもりでも、問題点はでてくるものです。撤収作業の手を動かしながら、あの盛大な「法人格 砧町自治会主催 納涼盆踊り」の興奮を思い出し、満足感と、一抹のさみしさを感じるメンバーでした。(婦人部 部長S)