知っている人は 知っている
「センキョ割」ご存じでしたか?7月7日(日)七夕選挙。都知事選でも活用されました。ネット検索に強い若者層はもう折り込み済。事前投票でも、本日の投票所でも、投票済証を求める方が多く見られました。投票済証とは、選挙で投票した証として、選挙管理員会から交付される証明書のことです。自治体によって「投票済証明書」や「投票証明書」といった名称が使われることもあります。世田谷区は、「投票済証」でした。証明書のサイズやフォーマットもさまざまです。投票済証の交付に関して、公職選挙法に規定があるわけではなく、投票済証は全ての自治体で発行されているわけではありません。2021年の衆議院総選挙で投票済証を発行していた自治体は、全体の61.1%でした。したがって投票済証を交付するかどうかは、各自治体の選挙管理委員会の判断に委ねられています。世田谷区では、投票後 係の方にお願いすると、すぐに手渡して下さいました。
選挙の投票向上や地域活性化に貢献するセンキョ割の取り組みは、ますます注目を集めており、協力店舗数も年々増加しています。センキョ割は、主催団体である選挙割協会とセンキョ割学生実施委員会が提供するイベントです。投票率が低迷する若者に、選挙に行く最初のきっかけを与えたいという思いからボランティアで行われています。公職選挙法を遵守して中立性を維持しつつ、選挙のネガティブなイメージの改善、クリスマスやお正月のような前向きな国民文化として定着させることで、選挙をきっかけとした若者の投票率と社会参加意識向上のための熟慮機会の増加、地域活性化を目的としているそうです。こんないい事、若者層だけに独り占めさせるわけにはいかない!「センキョ割」で検索してみてください。期間、条件などあるものの、若者の投票率向上に、一役買っている取り組みを知ることが出来るいい機会となります。(広報部 部長K)