こんな時こそ 家族で防災会議

1月1日に起きた、能登半島地震は衝撃でした。震度7という大きなもので、お正月気分が吹き飛び、皆さまの無事を祈るばかりです。こんな時だからこそ、私たちも準備として、「家族で防災会議」をやってみませんか。家族が集まる今だからこそ、すぐに実行できそうです。まず、この地域で今後起こりそうな災害を、想定してみましょう。地域のリスクを、正確に知ることが重要です。そして、その地域の行政の対策を見ておきましょう。大地震、風水害、そして富士山噴火も視野に入れておかなければなりません。災害種類別に用意され、危険個所や、避難場所がまとめられている、ハザードマップに目を通しておきましょう。もしもの時のために、家族それぞれの役割を決めておきましょう。家族内に、乳幼児・高齢者・ 病人・妊婦のいる家庭は、その人をどのようにサポートするかも話し合っておきましょう。

避難所の収容人数には限りがあります。そのため、在宅避難が勧められています。そもそもご自宅は安全ですか?家の中の危険個所を確認してみましょう。耐震化、不燃化や、家具・家電の転倒防止対策はお済ですか。家具の転倒防止対策は、防災の基本です。落ちてくる物、倒れやすい物がないか、確認しましょう。窓ガラスに飛散防止のフィルムを張る、カーテンを閉めておくだけでも、ガラスの飛び散りを防ぐ効果があります。電気を遮断する感震ブレーカーの設置も勧められています。トイレのドアが開かなくなった時の対処法も確認しましょう。足元灯・懐中電灯の準備もお忘れなく。物を少なく、普段からの整理整頓も大事です。家の中の、セーフティゾーンはどこか、話し合ってみることも重要です。

家の中の防災グッズを確認しましょう。在宅避難と、避難所などに避難するのでは、持ち物が違います。家族それぞれが、非常持ち出しの避難リュックを持つようにしましょう。また、暑い時期と寒い時期でも、準備する物が違います。法人格 砧町自治会では、「防災ポケットあかさたな」を作成して、防災グッズを可視化してみました。これらの他に、他人からは借りられない、ご自分だけのグッズがあるはずです。薬、眼鏡、入れ歯、補聴器、杖・・・どうかもう一度確認してみてください。

避難場所と、そこまでのルートの確認もしましょう。火災や、道路遮断などの対策に、避難ルートは複数準備しましょう。ふだんから、自宅・学校・職場の近くや、通勤通学途中にある一時集合所、広域避難場所、避難所の場所を、家族で確認しておきましょう。保育園、幼稚園、学校における、災害時の子どもの引き取りに関する取り決めを、確認しておきましょう。家族ばらばらに避難した場合の、広い避難場所での合流の仕方についても話し合っておきましょう。

家族の行動を把握しておきましょう。発災時、家族全員が同じ場所にいるとは限りません。安否確認の方法、連絡手段も複数用意しましょう。災害用伝言ダイヤル&災害用伝言板(WEB171)の使い方をマスターしておきましょう。また、どの連絡方法を利用するかを家族みんなで決めておきましょう。お正月に親戚などが集まっていれば、三角連絡方法を確認しておきましょう。その場合、中継地点となる人は、複数いたほうが安心です。

情報取得方法も複数準備しましょう。スマホアプリで、正しい情報を取得しましょう。残念なことに、SNSには、偽情報が流れることがあります。落ち着いて、発信元を確認して、正しい情報を取得しましょう。法人格 砧町自治会では、繰り返しスマホ教室を開催し、災害時に有用なスマホアプリの使い方を、会員の皆さまと学んできました。次回のスマホ教室にも、ご期待ください。

防災アプリは、たくさんありますが、普段から使い勝手を試しておきましょう。スマホの扱いに慣れていない高齢の方には、この機会に若い方が教えてあげてください。家族間の結束を深めます。充電器とケーブルも忘れずに、各自準備しましょう。

防火防災訓練、防災展覧会、防災講習会、D級ポンプ訓練など、だれでも参加できる地元のイベントに、家族で参加してみましょう。特に、防災訓練には積極的に参加しましょう。地域のイベントに参加して、地域コミュニティを十分に機能させて、自助、共助、近助で、助け合うシステムを準備しておくことが重要です。顔見知りが増える絶好の機会となります。普段の人付き合いが、災害時には、大きな力となります。大人の知識だけではなく、お子様が学校の授業で習ってくる防災情報も、この家族の防災会議で共有しましょう。                            (防火防災部  部長O)