消そう小さな火のうちに!

D型ポンプは、それぞれの自治会の所有の消火資機材です。法人格 砧町自治会の物は八丁目児童遊園の、倉庫には保管しています。操作には最低4人が必要です。その人数が、実際の非常時に集まるとは限らないので、多くの人が、マスターしておく必要があります。法人格 砧町自治会では地元の商店街(祖師谷南商店街振興組合)の皆様と協働で、月に一回、八丁目児童遊園で、操作訓練をしております。D型ポンプの操法訓練を実施してみての感想と反省です。一般市民が扱える最大級の消火資機材ですが、実際に火災現場に搬送して、セットして、作業員が揃っていたとしても、一体どれだけの火災現場に対応できるでしょうか。大地震後の同時多発火災には、なすすべがありません。D型ポンプの他に、身近な消火資機材があります。確認してみましょう。とにかく小さな火のうちに消火することが一番です。

家庭用消火器の、使用期限は大丈夫ですか。案外、置いてあるという安心感から、使用期限の確認を怠りがちです。通常5年とされています。ご自宅の消火器の使用期限を確認してみましょう。家庭用消火器には様々なタイプがあります。ホームセンターなどで現物を手に取ってみることをお勧めします。世田谷区では、区民の方に、消火器や住宅用火災警報器の購入、また古い消火器の引き取りのあっせんを行っているそうです。気になった方は、世田谷区のホームページをご覧ください。また、近隣の自治会では、自宅のホースで放水して、隣近所のどこまで水が届くかの確認を呼び掛けています。確かに、同時多発火災には、地域住民の力を結集しなくてはなりません。バケツリレーを、防災訓練のメニューに取り入れている自治会もあります。

ご自宅近くの、街路消火器の場所を確認してください。使い方は、ほぼ家庭用の消火器と同じですが、近所同士で数台持ち寄れば、かなりの威力を発揮します。街路消火器は、赤い色をしていますが、世田谷区のものです。世田谷区では、震災時だけではなく、平常時での火災に対しても初期消火が行えるよう、約5,100本の街路消火器を主要道路や避難所周辺に設置しています。他の市町村の街路消火器も同じようなタイプです。(狛江市・杉並区)また、街路消火器の設置場所の確認にsyoukaki.pdf (setagaya.lg.jp)   をご活用ください。八丁目児童遊園には、両サイドの入り口に1基づつ設置してあります。法人格 砧町自治会玄関前にも、一基設置してあります。

スタンドパイプも赤い色をしていますが、それぞれの地域の町会・自治会の消火用機材です。持ち運びが簡単で、消防車が入れない道路の狭い地域でも使用できます。地域住民が、「自らの命や町を、自らで守る」の自助・共助の実現に繋がります。スタンドパイプは、消火栓に差し込み、ホース・筒先を結合することで、水道の圧力を利用して毎分100ℓ以上の放水が出来ます。消火栓は、成城消防署管内に約3000基あります。防火水槽などと比較すると数が多く、有効な消火活動が出来ます。世田谷区では、まちづくりセンターや地区会館に設置してあります。法人格 砧町自治会では、会館の敷地内に一基と、地元の商店街 祖師谷南商店街振興組合の皆様と協同で砧八丁目児童遊園に一基、設置いたしました。随時、訓練も行っています。スタンドパイプ操作には、消火栓の位置の把握と、習熟したスタッフが3人以上必要です。慣れれば高齢者や女性でも扱うことが出来ます。

 

集合住宅にお住いの皆様は、実際の建物に付随している消火設備を今一度ご確認ください。どこに設置してあって、どんな操作をして、何人いれば消火作業が可能かなど、平常時にぜひ意識してみてください。「火事だ!」と大きな声で知らせることが大事です。集まって来た人たちと、適切な消火作業を行いましょう。日頃からのあいさつで、顔見知りになっておくことは、最大の防災力になります。いろいろな消火器を知り、命と財産を守る一助としましょう。(防火防災部 部長O)