古着古布 当日回収!

11月6日(水)から始まった、古着古布回収。この古着古布回収は、衣替えの季節に合わせて、毎年2回行われます。事前回収と当日回収があります。11月9日(土)は最終日の、当日回収です。法人格 砧町自治会の砧地区ゴミ減量リサイクル委員会に所属する理事や、ボランティアが総出で、砧6丁目公園で古着をお持ちくださる皆さまのを待ち構えていました。こんな機会に、衣類の購入時や、廃棄する時のことを、もっと意識してみましょう。ファッションロスは、世界的な問題です。大量の古着古布をトラックに積み込むとき、これらの何パーセントが、リサイクル、リユースされるのだろうと考えさせられます。会場で渡されたプリントにも目を通してみましょう。これらの古着は、海外で選別され、そのうち50%が古着として、25%がウエスやクッション材として、残りの25%が熱エネルギーとして活用されるそうです。リデュース、リユース、リサイクルを心がけ、地球の未来を守りましょう。

トラックいっぱいに積み込まれた古着の量に、驚かされます。その最初の行き先の、原宿シカゴ茨城本部( 茨城県稲敷市西代)に、法人格 砧町自治会では、2012年の会員研修で、見学に行ったことがあります。工場倉庫内の積み上げられた古着・古布、その物量に圧倒されました。ここから、海外(東南アジア)に輸出され、選別されます。上手く循環しているようにも見えますが、その前に供給される服の半分くらいが売れ残っているという現実、不法投棄された「衣類の墓場」が南米チリのアタカマ砂漠にあるという情報。大量消費を、適量生産・適量消費へと転換しなければならない時期が来ています。衣類を手放す時だけではなく、手に入れる時に、もっと意識してみましょう。環境に負荷がかからないもの、長く愛用できるもの、私たちの衣類に対する考え方が問われています。  (環境厚生部 部長A)