会員研修会を実施いたしました!

3月1日(土)かねてからお知らせしていましたように、法人格 砧町自治会 会館にて「会員研修会」を実施いたしました。今回も、一番身近な「災害時のトイレ」に関しての研修会です。身近なところで、身近な人が(要するに素人)、会員の皆さまにお伝えする研修会です。災害時のトイレパニックに備えることはもちろんですが、今までとは少し視点を変えて、外出時・避難所・在宅避難と、場面ごとのトイレ対策をお伝えしました。会場には、携帯トイレ、臭いを防ぐ袋、凝固剤、段ボールトイレ、ポータブルトイレ。避難所に行くなら必須のトイレットペーパー、スリッパ、ウエットティッシュなど、トイレに関する物品を数多く展示いたしました。

第一部はパワーポイントによる説明、第2部では使い方の説明や、実際に携帯トイレを作ってみることにいたしました。「実物を提示しながらの説明は、分かりやすくてよかった」とのご意見もいただきました。これらを踏まえて、実際に動き出して欲しいと思いました。「トイレの備えには自信あり」とおっしゃっている方は、1名様だけで、残りの方は、備えが足りないと意識はするものの、まだ取り組んではいないようでした。法人格 砧町自治会で作成してきた携帯トイレは、「安心トイレ」と名付けました。安心、安価、安住、安息、安住などを意識いたしました。災害時、現場で起きている現実には、現物で立ち向かうしかありません。

災害時のトイレに関することで、お伝えすることがあまりにも多すぎて、内容が散漫になってしまったとの反省もあります。2部の実技?サンプル作成では、お隣同士での会話も弾み、会場内は和気藹々とした雰囲気に包まれました。顔見知りを増やすという意味でも、成果があったのではと思います。今年から取り組んでいる、トイレに飾る「アートイレ」を個性豊かに仕上げて、皆さまの満足な表情が見られました。もちろん、トイレに飾るというのは副次的な要素で、本来は携帯トイレがどのような物で構成されているかを知っていただきたいとの思いからです。内容は、黒い袋、凝固剤、臭断袋の3つから、構成されています。

その後、外出時のバッグにポンと入れておける、「ポケットトイレ」も作成いたしました。「久しぶりに、こんな楽しい工作をした!」と、嬉しいお声も聞かれました。それぞれ、出来上がった作品はお持ち帰りいただきました。ご自宅のトイレに飾り、目にするたびに、備えについて意識して欲しいものです。「備えなさいと言われても、どこで手に入るのか分からない」とのお声がありました。ネットで購入するのが、選びやすく、品数も多く、安価なのですが、パソコンを使わないという方も多くいらっしゃいました。このようなお困りごとをサポートする、身近な防災についての研修会も、開催していきたいと思っております。今後も、法人格 砧町自治会の活動に、ご注目ください! (広報部 部長K)