D級可搬消防ポンプ操作訓練を実施いたしました!



2月20日(木)20:00より、区立砧八丁目児童遊園(砧8-16-2)で、D級可搬消防ポンプ操作訓練を行いました。私たちを見守ってくれているのは、公園中央に建つウルトラセブン像と、冬のオリオン座でした。寒いと思っていましたが、風はなく訓練にはもってこいの状況でした。スターターロープを引っ張ることによりかかるはずのエンジンがなかなか始動せず、手こずることとなりました。交代で何度も操作をしてみたのですが、思うようになりません。だいぶ経ったところで、やっとエンジンがかかりました。これでは本番の時に約に立たないと反省しきりでしたが、こんな失敗も経験のうち。それに、月一で行っている訓練なので、季節によってどのような対応が必要なのかを確認できたことは、ステップアップにつながるはずです。月に1回の訓練は、燃料系統の定期点検も兼ねています。



本日は、いつもご参加くださる祖師谷みなみ商店街の皆さまが、重要な会議があるため、参加されませんでした。法人格 砧町自治会の理事だけでの訓練でしたが、手順を確認しながら、声を掛け合って行いました。地域住民が使用できるものとしては、一番高い消火能力を持つ消火資機材です。法人格 砧町自治会が砧八丁目児童遊園の倉庫に格納してあるのは、シバウラ防火製作所製の、「シバウラ消防ポンプFT210M」というものです。D級可搬消防ポンプは、 1分間に130ℓ以上の放水が可能で、ポンプで加圧するので、より遠くまで放水が出来ます。少人数での操作が可能ですが、その少人数がいざという時に集まれるとは限りません。少しでも多くに地域の人々に、訓練に参加して、操作方法を覚えて欲しいものです。



震災時の、同時多発火災には、消防署・消防団のみでは迅速な対応が困難となります。その地域に生活するすべての人々が、防災活動に関わっていくことが必要です。そのため、法人格 砧町自治会では、毎月このような訓練を実施しています。まずは見学だけでも結構です。地域の防災力がどれだけのものなのかを、確認しましょう。私たちの町は、私たちで守りましょう。(防火・防災部 部長O)