11月20日 Jアラート全国一斉試験放送が行われました!
令和6年度全国瞬時警報システム(Jアラート)の試験放送が、11月20日(水)午前11時に行われました。前回は中止となりましたが、今回は実施されました。注目されていた方も、大勢いらっしゃったはずです。国が整備する全国瞬時警報システムの全国一斉情報伝達訓練です。かの国から発射された弾道ミサイルが、日本に飛来する可能性があるというような、対処に時間的余裕が無く、緊急性が高い場合に、防災行政無線を自動で起動して放送します。いざという時のため、大事な取り組みです。皆さま、耳を澄まして聞いてみましたか?
聞こえてきた音声は以下のとおりです。
1 チャイム音が1回流れます。
2 「これは、Jアラートのテストです。」が3回流れます。
3 「こちらはぼうさいせたがやです。」が1回流れます。
4 チャイム音が1回流れます。
その時間にいる場所によって、また風向きなども影響して、聞こえ方は様々だったようです。「よく聞き取れた!」という方や、「チャイムはよく聞こえたが、男性の話している内容は聞き取れず、女性の声はよく聞き取れた!」など、反応は違いました。
事前に、国民保護法に基づく施設一覧も、ご確認ください。逃げ込めるような施設は、この地域では小学校、地区会館、区民集会所、総合運動場の体育館・温水プールなどです。そこまでたどり着く、時間があるのでしょうか。発射から、約10分で到達するという、怖い情報もあります。東京都は、地下シェルターの整備に取り組んでいます。地下駅舎の避難施設指定も進めていますが、大勢の避難者に駅員だけでは対応できない、負傷者の手当、避難が長引いた場合の食料配布が難しいなどの、クリアしなければならない課題が多いようです。やっと都営地下鉄大江戸線・麻布十番駅の構内で整備を始めることになりました。しかし、完成まで数年を要するそうです。全国では、地下駅舎の避難施設指定は300を超えているそうです。地下化を進めている近隣の私鉄の駅も、避難施設になるといいですね。(防火・防災部 部長O)