エレベーター閉じ込め トイレは?

2月22日(日)、午後8時20分ごろ、東京スカイツリーのエレベーターが地上30メートルのところで止まるという事故がありました。中には20人の乗客がいたそうです。日本のエレベーター大手5大メーカーは、三菱、日立、東芝、オーチス、フジテックだそうです。そのうち、スカイツリーのエレベーターは、天望デッキへは東芝エレベータ、天望回廊用のエレベーターは日立製作所だそうです。乗客が救出されたのは、なんと約5時間半後だったそうです。これが、大災害時なら?多数のエレベーターが同時に止まったら?考えただけでもぞっとします。閉じ込められた人の救出には順序があるそうで、病院や警察署など緊急を要する建物、不特定多数が利用する建物(商業施設など)超高層マンション、中高層マンション、低層マンション、個人住宅の順だそうです。

大災害時、その当事者になったらどうしましょう。揺れを感じたらすべての階のボタンを押す。インターホン・非常ボタンを押して、管理センターに連絡。繋がらない時は、携帯電話で管理センターまたは警察、消防に連絡。非常用備品ボックスがあれば、活用して救助・復旧を待つという流れです。救助を待つにしても、このスカイツリーの一件でも救助にこれだけの時間を要しました。まして大規模で同時多発のエレベーター閉じ込めが起こったら!!!

そこで、この非常用備品ボックスについて、もっと知っておくべきだと思います。まず、エレベーターの中にボックスがあるのはご存知ですか?様々な形状のものがありますが、大抵奥の一角に設置されています。一見すると、スツールのような形状になっているものもあります。さて、この中にはどんなものが入っているのでしょう。実は公共施設に設置してあるものの中味を見せて欲しいとお願いしたことがあるのですが、一度開けてしまうと衛生面や安全面から元の戻すのに、大変な手間がかかるそうです。なので、内容物は、調べたものをお知らせします。

このエレベーター非常用ボックスも、多くのメーカーで作成されていますが、内容はほぼ同じと思われます。

    発電式多機能ラジオ

    ブランケット

    懐中電灯

    ビニール袋

    非常用食料・飲料

    緊急用品セット

    携帯トイレ・簡易トイレ

    トイレットペーパー・ティッシュペーパー

    ホイッスル

    消臭スプレー

    マスク

このように、最低限のものは非常用ボックスに装備されていますが、町の声で一番心配されていたのが、やはりトイレ問題です。大勢の乗っている狭い空間で、トイレを使用するのは、ためらわれます。どんな乗り物に乗る時にも、事前にお手洗いを済ませるのが鉄則ですね。今度、エレベーターをご利用の際には、片隅にある非常用ボックスにご注目ください(防火・防災部 部長O)