電動アシスト自転車  バッテリー盗難多発 

令和5年中、都内において電動アシスト自転車のバッテリー盗難事案が、9月末で333件と増加傾向にあるそうです。電動自転車のバッテリーは、一般的に寿命は3~4年で定期的な交換が必要なため、需要が高く、ネット上で転売されているそうです。買い替えると3~6万円するという自転車の心臓部です。対策としては、確実なロック、二重ロック、帰宅後や会社に着いた時には室内に持ち込むなどが考えられます。ワイヤー鍵をバッテリーの取っ手部分に通し、車体や駐輪場の柱に括り付ける方法もあります。自転車カバーをかけるのも一案です。盗むのに時間がかかることを泥棒は嫌がります。被害を防ぐため、駐輪場は管理人が常駐しているところや、防犯カメラが設置してあるところを選びましょう。

私たちは、オークションやフリマで中古のバッテリーを買わないようにしましょう。そのような場所には、盗難品が出品されている可能性があります。安いからと言って、盗難品を買ってしまうと、悪人に手を貸したことになってしまいます。盗難品を買わないということも、被害を減らすことにある程度の貢献が出来ることでしょう。            (防犯部 部長S)