ひとり暮らし高齢者交流会 

令和5年11月8日(水)きぬた地区社会福祉協議会主催の、「ひとり暮らし高齢者交流会」が行われました。成育医療センターから、笑顔を乗せたバスが出発です。事務局、参加者合わせて総勢35名で箱根を目指します。最初の目的地、神奈川県立箱根恩賜公園で、芦ノ湖と富士山の絶景に出会えました。

その後、箱根神社に参拝いたしました。階段、坂道、エレベーターと、体力に合わせた方法で、本殿に辿り着き、それぞれ思い思いの願い事をいたしました。御朱印帳を持参した方もいて、また新たな思い出の印を記帳していただけたようです。

鼻を衝く硫黄の臭いが漂ってきて、そこは地球の胎動を感じるような大涌谷です。立ち上る噴煙や、その上をすべるように動くロープウエー、紅葉し始めた山々。息をのむ光景でした。外国の観光客も増え始めていて、大涌谷名物「黒卵」を購入するための長蛇の列。確かに活気が戻ってきています。

一日中一緒に過ごすことで、同じ地域に暮らしていても、なかなか話す機会がない人同士でも、親密に言葉を交わすようになり、楽しさを共有できました。帰りの車中は、和気あいあいとした雰囲気が漂います。砧まちづくりセンター所長の、箱根や富士山に関するうんちくに、「ほぉ!」うなずいたり、「へー!」と感心したりしました。心地よい疲れと、楽しい思い出を乗せて、バスは無事に砧へと帰ってきました。  (広報部 部長K)