シェイクアウト訓練 参加されましたか?

シェイクアウト訓練というスタイルの防災訓練が注目されています。訓練時間は約1分で手短にできる、自分が今いる場所が訓練場所になる、より日常に近い方法で訓練することが出来るのが特長です。世田谷区では、3月11日(火)に、令和6年度第2回 世田谷区いっせい防災訓練(シェイクアウト訓練)を実施しました。シェイクアウトとは、「地震を振り払え」、「地震を吹き飛ばせ」といった意味の造語です。2008年の10月にアメリカ、南カリフォルニア州で始まった地震の一斉防災訓練です。地震の際の、命を守る3動作 「低い姿勢」「頭を守る」「動かない」を実践!身を守る行動を身につけましょう。自主的な訓練参加を視野に、法人格 砧町自治会理事は全員、この時間を意識して待ち構えていました。

しかし、3月11日(火)午前9時30分、意識して待ち構えていて聞こえてきたのは、チャイムとその後の、「こちらは防災世田谷です。」という文言だけでした。その続きの詳細は、全く聞き取れませんでした。それでも、身を守る体勢をとり、訓練に自主参加いたしました。いざという時の大事なアナウンスは、防災行政無線から聞こえてきます。世田谷区には、189か所に設置してあるそうです。バッテリー内蔵で、停電時でも72時間は作動可能だそうです。しかし、大雨の時や混雑した場所にいるとき、雨戸が閉まった状況など、あなたがいる場所で必ずはっきりと聞こえるとは限りません。この防災行政無線とは、防災関係機関への連絡や、住民への防災情報を伝えるための無線通信システムのことです。災害時には避難指示なども、アナウンスされます。毎日午後5時に「ウェストミンスター寺院の鐘」を放送するのは、日頃からのチェックが重要で、保守点検を兼ねているからだそうです。もし、防災行政無線の放送内容が聞き取れなかった時には、防災無線電話応答サービスが利用できます。

     専用電話番号 050-5536-6957

通話料はかかりますが、自動録音された放送内容(24時間以内に放送された内容)を聞くことができるそうです。この機会に覚えておきましょう。実際に聞いてみると、今回は「こちらは世田谷区役所です。ただいまから、世田谷区いっせい防災訓練を開始いたします。その場で、1分間地震から身を守る行動を行ってください。こちらは防災世田谷です。」とアナウンスされたようです。その時にいる場所で身を守る行動を行うということです。地震が起きた時にいる場所によって、危険度が違ってきます。地震発生時のケガから自分を守り、自分が無事でいることで、他の誰かを助けることも出来るのです。この3月11日という特別な日には、午後2時46分から1分間、東日本大震災14年における黙とうも行われました。    (防火・防災部 部長O)