乗合ワゴン 週5日運行開始!

これまで、月・水・金の週3日の運行でしたが、令和7年10月からは、月~金の週5日運行になるそうです。現在、便利にご利用になっている方もいらっしゃいますが、より利便性が増した予約制乗合ワゴン、生活の一部に取り入れてみませんか。もうすでに、9月3日(水)、4日(木)、5日(金)にオープンハウスが開催されており、運行日程や利用状況などが開示されています。スマホからの予約方法や、乗車割引証(70歳以上)も発行されたようです。

バス停(乗降地点)も増えて、利便性も増しています。実際、町を走るワゴン車や、乗降地点の表示を目にしていることと思います。電話かWEBで、希望日時の1週間前から当日30分前までに予約するのですが、高齢の方はそこでちょっと躊躇なさるようです。でも簡単な3ステップで利用することができて、一度やり方を覚えてしまうと、地域の足としての重要性が実感でき、これなら乗ってみようという方も増えました。予約制乗合ワゴンは、「ひととまちをつなぐ」の合言葉どおり、公共交通不便地域対策として全国各地で実施されています。今現在、移動に不便を感じていない方でも、年齢を重ねていくと、新たな移動手段に頼ることとなります。今からでも、砧・大蔵の景色を、一度予約制乗合ワゴンに乗って、車窓から眺めてみませんか!

法人格 砧町自治会では、2024年2月21日(水)に、理事7名が、この予約制乗合ワゴンに試乗してみました。小雨降る中、祖師ケ谷大蔵バスロータリーから、砧公園の一角にある、「世田谷美術館」(砧公園1-2)を目指しました。実際に体験してみると、予約した場所での、乗り降りが時間通りで快適なことでした。この日は行きのコースで年配のご婦人お一人、帰りのコースでは、赤ちゃんを連れ、上のお子さんを保育園に迎えに行く若いお母さんとご一緒でした。お二方とも、かなりの、ヘビーユーザーとのことでした。予約方法や、予約設定の仕方にコツがあるようで、慣れた人には便利なワゴンバスだと思います。この日は雨だったこともあり、傘をしまったり、10人乗りのワゴン車のため天井が低く、着座まで中腰での社内移動は、高齢者には辛いものがありました。(予約制なので必ず座れるというのはセールスポイントなのですが)支払い方法は、現金または交通系ICカードです。小学生、70歳未満、70歳以上の乗車割引証を持っている方で、料金がそれぞれ違い、支払い時の運転者の方の負担が大きいような気がしました。

砧、大蔵地区は縦方向の移動手段がなく、この予約制乗合ワゴンで、大変便利になると思います。今は、徒歩や自転車で軽快に地域内移動が可能だけれど、もう少し年齢を重ねたら、ちょっと不安という方、予約制乗合ワゴンに乗ってみることをお勧めいたします。要望としては、遠目からでも識別できるような、可愛く印象的なカラーで全体をラッピングして欲しいと思います。また、早く愛称をつけて欲しいです。他の地域のこのようなシステムの車両のように、チョコット、すみまるくん、すみりんちゃん、わくわくバス、めぐりん、ハチ公バスなど、地域にちなんだ愛称で呼ばれるようになると、親しみも湧くと思いました。(交通部 部長Y)