D級可搬消防ポンプ操作訓練を実施いたしました。

9月19日(木)、月一で行っているD級可搬消防ポンプ操作訓練を実施いたしました。毎回、法人格 砧町自治会の理事と祖師谷みなみ商店街の皆さま、消防団の皆様と、協働で実施しています。今回は、全員で9名の参加がありました。一般参加、大いに歓迎です!可搬式消防ポンプ格納庫から出されたD級可搬消防ポンプを、防火水槽の近くに搬送して、いよいよ訓練開始です。可搬消防ポンプは、車両を使用しないで人力により搬送できる、消防ポンプです。いつもは、砧八丁目児童遊園の会館横の倉庫に保管されています。地域住民が使用することのできる、高い消火能力を持っています。ポンプとしては小型であるにもかかわらず、1分間に130リットルの放水ができ、取り扱いを覚えれば少人数での操作が可能です。

実際の災害時には、防火水槽の位置の把握は重要です。既存の防火水槽での訓練しか実施していませんが、水源を海、池、川、プールなどとすることも可能です。そのような場所には、消防水利の標識が掲げられています。D級可搬消防ポンプ、水利、操作する人が揃って、初めてその威力を発揮することが出来ます。そのため、訓練には多くの住民の参加が求められます。操作の習熟が、地域防災力向上に繋がります。ポンプがどこにあるのか、どのような操作をするのか、毎月第3木曜日の午後8時から砧八丁目児童遊園(砧8-16-2)で実施している「D級可搬消防ポンプ操作訓練」に、参加してみませんか。見学するだけでも、地域の防災力の今を、知ることが出来ます。

操作方法の習熟はもちろん、その保管維持管理、携わる人同士の信頼関係、声の掛け合い、が重要なことも毎回認識させられます。実施するたびに、改善点が見つかります。それらを次の訓練に生かしていきたいと考えます。また、訓練で使用したホースの乾燥を、引き受けてくださる地域の方の、表には出ない地道なご協力にも、感謝をいたします。その地域で生活する、すべての人々が、防災活動にかかわっていくことが重要です。次回は、10月17日を予定しています。(防火・防災部 部長O)