防災フェスタでお伝えしたこと!

9月27日(土)今年も「砧公園 防災フェスタ2025」にお声を掛けていただき、ねむの木広場にメンバーが集合いたしました。相変わらずの「災害時のトイレ対策」のブースを開設いたしました。毎回の事ですが、少しづつ自分たちの頭で考えていたことを、的確に表現してお伝えすることが出来るようになりました。今回は、法人格 砧町自治会オリジナル、凝固剤実験とアートイレ製作を行いました。

成城消防署、ボーイスカウト、自衛隊東京地方協力本部、成城消防団第五分団、友愛十字会、スポーツ振興財団、日赤奉仕団の各ブースで、それぞれの防災に関する取り組みが展示されていました。法人格 砧町自治会でもこの日に備えて、実験材料、制作具材など多めに用意して臨んだのですが、多くの来場者の皆様の興味を引き、100名以上のお客様の対応に追われ、嬉しい悲鳴でした。

凝固剤実験では、それぞれの凝固剤の特性や、凝固する速さを実感していただいたり、どこでどのように入手したらよいかを、お伝えいたしました。このところ、地震発生確率が上がったせいなのでしょうか、熱心に説明を聞いて下さり、また質問も多く寄せられるようになりました。防災に関する意識が格段に上がったように感じました。 「携帯トイレの肝は、凝固剤にあり!」そして、この凝固剤が一番入手しづらいこともお伝えいたしました。一般のお店では、なかなか売っていません。

アートイレは、携帯トイレの内容を知っていただくために、法人格 砧町自治会が昨年から取り組んでいるトイレ内に飾るグッズです。「アートとトイレの融合」などといえば聞こえがいいのですが、外袋を自分好みに装飾して、中身には携帯トイレの三種の神器?(黒い袋・凝固剤・臭断袋)を入れて、トイレに飾る物です。いつでも、「あっ!トイレの準備をしなくては」と意識していただけたら幸いです。法人格 砧町自治会では、2016年より、災害時のトイレ対策に、注力してまいりました。講習会を開いたり、携帯トイレのセット作業をしてみたり、防災訓練で、携帯トイレの使い方の実技を行ったり、地区会館にサンプルを置いてみたり。大きな災害で、命が助かったら次はトイレの問題が待ち構えています。食べ物は、少しづつ分け合えますが、トイレに行きたい欲求は、どうにもなりません。今日の日をきっかけに、我が事として、動き出していただけると、この防災フェスタに参加した意味があると思っています。(防火防災部 部長O・婦人部 部長S)