防災講習会   日頃の備えが重要!

12月4日(金)砧まちづくりセンター活動活動フロアーで、砧婦人団体連合会主催の「防災講習会」が開催されました。法人格 砧町自治会からは、婦人部に属する理事2名が参加いたしました。「知っておきたい防災対策」のタイトルで、砧まちづくりセンター石綿所長のお話を聞きました。災害とは、不時の禍。昔から言われている地震・雷・火事・親父が、現代では、親父は女房に置き換えられ、津波も加わり、はたまたヒグマまでもが付け加えられているそうです。日頃の備えが、一番大事です!

災害にはどんなものがあるかの第1章「災害を知ろう」から、「日頃からの備えを知ろう」「在宅避難と災害後の行動を知ろう」「身近な火災の備えを知ろう」「ペット防災を知ろう」「日常生活に取り入れられる防災を知ろう」まで、参加者はしっかり耳を傾けていました。盛りだくさんの内容ながら、豊富な知識に裏付けされた数々の用例や、聞き心地の良い語り口に、時間を忘れて、聞き入ってしまいました。

この地域の避難所の収容人数にも触れられています。ほとんどの人が在宅避難、縁故避難になることは、目に見えています。当たり前の日常生活が、一瞬にして崩れてしまう恐怖に打ち勝つには、入念な備えが必要です。自宅の耐震化、家具の転倒防止策、非常食の備蓄、トイレ対策、情報取得ツールなど、今すぐに取り組むべきだと、痛感いたしました。この講習会、防災に関してとてもためになり、取り組んでみようとのモチベーションアップにもなりますので、これからも多くの皆様に聞いていただく機会があったらといいなと思いました。

講義の後は、非常食の試食です。今回はサタケのマジックライス、アレルギー対応、5年保存のアルファ米のわかめご飯、青菜ご飯を食べてみました。非常食、防災食というと、ただお腹を満たせばいい、味は二の次、なんとなく日向臭いなど、敬遠されがちですが、近頃の非常食、格段に味がよくなってきています。11月に山野小学校で開催された避難所開設訓練でも、来場者に提供したアルファ米に、「美味しいね~」の声が聞かれました。今回の非常食は、わかめや青菜の味も加わり、グルメの皆様の舌でも、お墨付きをいただけるクオリティでした。(婦人部 部長S)