2020 法人格 砧町自治会 防火防災部
                       

   自助力強化防災メモ その7

災害時の薬の備えを考えよう !


災害時にあわてないように、今のうちに、薬について考えてみましょう!


    家庭用の常備薬の備えは、万全ですか?
        
  先ずは、ご家庭の常備薬について、考えてみましょう。
  基本的な薬を、揃えておきましょう。
  薬箱のある場所は、家族全員が知っていますか?
  薬には使用期限があります。 定期的に、内容をチェックしましょう。
  
        内服薬    鎮痛解熱剤・かぜ薬・胃腸薬・下剤・下痢止め・咳止め・・・・・
                
       外用薬    消毒薬・うがい薬・目薬・シップ薬・軟膏・・・・

       衛生材料   ばんそうこう・マスク・包帯・脱脂綿・ガーゼ・三角巾・体温計・水枕・湯たんぽ・・・・・

                    
 

   常備薬・処方薬に分けて考えよう


     
     常備薬と処方薬を分けて考え、その両方を準備しましょう。
     けがや、軽い体調不良の時に、誰でも使う事が出来る常備薬。ある程度 共用できます。
    常備薬は、自宅の薬箱の中と、非常持ち出しリュックの中にも準備しましょう。
   処方薬は、その人の症状に合わせて、その人だけが使うもの。
    無くなると、災害時にはすぐに手に入れることが困難です。
    処方薬も、その情報とあわせて、非常持ち出しリュックの中に準備しましょう。
    
早め早めに、通院して、余裕をもって薬を確保しておく事を心がけましょう。。
    薬の情報管理をすることも、重要です。(薬の名前と、用法・用量)


    *避難生活に必要な薬は








       
      かぜ薬     避難生活の疲れや、ストレス、寒さなど、体力低下から風邪をひきやすくなります。
             総合感冒薬が、特定の症状に効くものよりいいようです。
             お子様用には、シロップや顆粒の物も用意しましょう。

    胃腸薬     避難生活の精神的なストレス、不規則な食事などで、胃腸の調子が悪くなることがあります。
              消化を助ける、飲み慣れている胃腸薬を準備しましょう。
    
    便秘薬     トイレを我慢して、便秘になりがち下剤、下痢止めの両方が必要です。

    点眼薬
    
 
がれき、ホコリが舞う中、目の感染症防止や、疲れをとるための目薬

   
衛生材料    けがをしたときに自分で手当できるように、最低限の衛生材料も用意しましょう。
             ばんそうこう、包帯、ガーゼ、傷パッド、三角巾、マスク、シップ

              新型コロナなどの感染症予防のため、マスク、消毒液、除菌シートも大切です。
  
    基本的な薬を、いつも揃えておきましょう。
        


    * 重要なのは、自分のための処方薬     処方薬は、余裕を持って
   
  常備薬は、ある程度共用できることがあります。
  しかし、自分だけに処方された処方薬は、災害時の混乱期には、入手困難です。
  糖尿病、高血圧症、狭心症、ぜんそく、てんかんなど、 
  慢性疾患の薬を服用している方は、特に注意が必要です。
  災害などの非常事態の時、毎日、飲まなければならない慢性疾患の薬が入手できないことは、
  即、命にかかわります。
  無くなりかけて、あわてることのないように、早め早めに、通院して、
  余裕をもって薬を確保しておくことを心掛けましょう。

  かかりつけの病院が被災したらどうしたらいいか、主治医に相談してきましょう。
  また、外出時にも、最低3日分の予備の薬を携帯しましょう。
  薬の情報管理をする事も必要です。。(薬の名前と、用法・用量)
  処方された薬を、自分で把握して、管理しなければなりません。
  また、薬を飲むための水も必要です。ペットボトルの水を携帯しましょう。

         
             
 







 * 処方薬の情報管理を強化!毎日飲んでいる薬の、名前や、情報を知っていますか
 









      
      
    飲んでいる薬、使ってる薬の、名前と用法容量は、命をつなぐ大事な情報です。
    自分の服用している処方薬の情報を管理しましょう。
    薬の情報は、定期的に見直し、最新の物にしておきましょう。
    下記のいづれかの方法、できれば複数の方法で、情報を共有しましょう。
 
    
     〇 薬の現物             実際に服用しているもの
                                    (数日分を外出時に持って出かける)

          〇 薬の袋や包装シート    袋に情報が記載されている
                               (
最新の物を手元に置いておきましょう)
        〇 
お薬手帳            薬の情報がまとめられ、医師や薬剤師に、正確な情報を伝えられる。
                                (
最新の処方シールをコピーして、常に携帯)

                             
過去の災害で最も重要な役割を担ったのがお薬手帳だそうです。
       
〇 薬剤情報提供書     薬局で処方された薬の一覧表
                         
         (カラー写真で、分かりやすく、薬の情報すべてが記載されています)
        〇 電子カルテ          薬の情報を管理、どこからでも情報を閲覧できるようになるかも・・・・
 
                                (
便利なシステムですが、普及率はまだまだだとか・・・)
        〇 携帯に写真        最新の物を携帯で写真に撮っておく
        〇 QRコード         QRコードを自分で作成して管理する
                                 (インターネットのウエブサイトで、入力して作ることが出来て、携帯電話での読み取り可能)
        〇 マイお薬メモ        薬の情報を自分で作成したお薬メモ
                                   (カードにして、水に濡れても大丈夫なようにパウチして常に持ち歩く
        〇 暗記する
          自分の処方薬の名前と用法容量を暗記する。 
                
 
        〇 マイナンバーカード(将来的に?) 個人の薬の情報管理ができるようになるかも・・・・・ 
  
        〇 遠方の親せきや知人に薬の情報を預ける 

                                    
         
   


* 処方薬の情報の保管場所

  処方薬の情報を、どこにどのように保管するかも大事です。
  自宅のみんなが分かる場所に、普段持ちのバッグの中に、避難リュックの中に、携帯電話に、
  複数の保管場所を準備しましょう。
  処方薬の情報だけでなく、医療関係の情報は、事前にまとめておきましょう。

        保険証のコピー
        かかりつけの病院
        薬局の情報
        アレルギー情報、
        病    歴
  
 
  * 体調管理に必要な物
    
  薬以外にも、体調管理に必要な物を準備しましょう。
  薬を服用する時の水の準備もお忘れなく。
  季節に合わせて、避難リュックの内容をチェックすることも大事です。
  感染症対策に、体温計、除菌シート、マスクなどは必要です。 
  暑さ対策に、冷えロン、熱さまシート、冷えピタ、冷感スプレー、うちわ、センスなどの小物も準備しましょう
  寒さ対策に、ホカロン、襟巻、帽子、靴下、エマージェンシーシート等も活用。
  エマージェンシーシートは、一時的に寒さを防ぎますが、
  長時間使用しますと、汗をかいて、かえって冷えてしまうこともあります。
  使い方に注意を致しましょう。
  
   

  * 特定の疾患がある人は 避難所の受付で申告できるように!
   
   避難所での生活は、健康な人でも、過酷な状況です。
  まして、特定の疾患がある方、高齢の方、アレルギーのある方など、
  災害弱者といわれる方の避難生活は、健康状態に大きな変化をもたらします。
  避難所の受付カードの項目の中に、特定疾患の記入欄があるか
  そのことに対して、どのような配慮があるかなど、事前の確認が必要です。
  避難場所、避難所に行くことをシュミレーションしてみましょう。
  避難経路や、避難の方法は、先ず自分で動ける人を想定して考えられています。
  災害弱者といわれる方は、避難の方法、避難生活に関して
  より入念な準備が必要です。
  
 
     

     

  災害時の医療費は実質免除 災害時の医療体制について、事前に調べよう
  
    
    避難所、避難場所がどのような医療体制になっているか調べておきましょう。
     
大きな災害が起きたときは、健康保険証や所持金を持ち出せないことを考慮して、
    それらがなくても、被災した人が医療機関や薬局を利用できる特別措置がとられるそうです。

    災害時の医療体制を事前に確認しておきましょう。
    災害時には、医療費が無料になることを知らなければ、
    体調の悪さを感じながらも医療を受けることをあきらめてしまう方もいたそうです。
    情報収集の事前の準備は、安全と安心に繋がります。

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